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こちらはBANANAFISHの創作小説を載せています

公式の漫画・アニメとは一切関係ありません

個人の創作物です

 

原作が好きでアニメも同人(腐女子向け・BL)も見ている、オールOKという方はご覧頂けると幸いです

 

原作未読の方、原作に強い思い入れがありアニメも同人もBL妄想なんて認めないという方は

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BANANA腐ISH A英 腐向け アニメネタ

 

 

 

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    スキップまで巻き込んで犠牲にしてしまい、この土地に慣れていない者が軽々と取材についていくんじゃなかったと英二は後悔して落ち込んでいた。

 自分にやれることは壁を乗り越えて助けを呼びに行くこと。結果的にはアッシュの居場所が伝わったが、アッシュは何故か少年院ではなく刑務所に送還された。

 そこにアッシュが英二に面会したがっていると伊部づてに聞いて、会いたいと思ってくれるんだと気持ちが明るくなった。

 スキップが銃で撃たれて亡くなった事も聞いていたので、こんな時に喜んではいけないのかもしれない。だが怪我をしているとはいえアッシュが無事だったことをこの目で確認したい。

 まだ出会って数日の自分の事を求められているようで嬉しかった。

 

 

「んっ……ふぅっ、ん!」

 刑務所に赴いて面会をするのは英二の人生でも初めてのことだ。ニューヨークに来てからは何もかも初めてづくしだったけれど。

 英二は面会に来てアッシュと話せたが、アッシュがやたら距離を縮めて絡んできたのは、フレンドリーに振舞って英二にあまり落ち込むなと気遣ってもらっているのかと思った。

 何故いまこんな事になっているのか考えられずに頭が真っ白になった。

(え……? キス、されてる……)

 肩を抱いてやたら顔が近付いて、相変わらず近くで見てもきれいな顔だなー、なんて翡翠の色をした目も美しく見惚れていたらそのまぶたは閉じられて、現在こうである。

 アッシュの柔らかい唇は見た目よりも弾力があり、ついばむようにちゅ、ちゅ、と軽く触れ合う。舌がぬらりと英二の唇を舐めると口をこじ開けるように舌ごと挿入してくる。肩にまわしていた手を背中をさすりつつだんだん下におろしていき、官能を高ぶらせるようにキスとセットで手がうごめいている。

 英二の中では男女の恋人がするような行為を何故自分が会って間もない男同士でしているのか分からない。好きとか嫌いとかでなくいきなり行為に及ぶ目の前の男に翻弄されて、抵抗することさえ思いつかなかった。考えようとしても思考をさらうような、知らないながらも確実に気持ちいいキスを受け止めてしまう。

 そのうちアッシュの手が尻に下りてきて臀筋をぎゅっと鷲づかみにしたり、優しく撫でたりと意味ありげに動く。思わず背筋にぞくぞくと寒気が走る。

 混乱のあまり目を閉じてなかったことにしようとしても、現実は気持ちよくなる一方だ。無意識に周りが見られなくなり世界に二人しかいないような錯覚に陥る。

 英二の口の中はアッシュに侵入され、舌と舌を絡められる。唾液を塗り込めるように。口を大きく開けさせられて舌を絡めたままじゅぷっ、ぐちゅ、と水音がするほどだった唾液も一緒にアッシュの舌で吸い込まれる。

 知らぬうちに兆していた股間の膨らみを、アッシュの太ももでそこを擦り付けられて自覚する。カッと羞恥で顔が熱くなって目を開けると、アッシュは冷静な瞳で英二を見つめていた。その瞳に映った自分だけが動揺していて戸惑う。

 また密着するように抱きつかれて、耳もアッシュの舌で舐められる。息を吹き込んできて、それにも背筋がぞわりと震える。

 アッシュが英二を見つめてから目を閉じる。誘われるように英二はアッシュに抱きついてキスをする。初めてで不慣れなのでアッシュのキスを精一杯真似るようにする。

 ぽんぽんと頭を撫でられて「お利口さん。愛してるぜ英二」バチコーン!とウインクする。

 パンツの尻ポケットに両手を入れられ、ぐっと掴まれる。

「今度はひとりで来いよ、honey

 英二たちがさも恋人同士かのように、やたら色っぽい表情と声で言われた。

 

 

「何も突然人前でラブシーンおっぱじめなくても! 急で刺激強いから魂抜けかけたじゃないか!!」

 トイレの個室で愚痴りながら、英二は尻ポケットを探って取り出す。

 プラスチックで覆われたほぼ正方形のものに一部切込みが入っている。性行為の時に避妊具として使う例のコンドームというやつだ。

 セックスをした事がない英二にとっては手にするのも初めてだった。高校生の部活仲間が話しているのを聞いた事がある。好きな女の子がいて告白もしていないがいつかの時の為に、そういう事ができるようにお守りの為にコンドームを買って財布の中に入れていると。

 2枚繋がったそれを見せてくれたが、側にいたもう一人の男子は「童貞のクセに持ってるだけで役立たずじゃん!」とからかっていた。いいなと思う人はいても恋焦がれるほど女性を好きになった事がない英二は、当時自分には程遠い事だと聞き流していた。

 陸上部の棒高跳びの選手だった彼はバーをクリアして記録を更新するのが生活の中心になっていた頃だ。

 それがまさかニューヨークという外国に来ていきなりほぼ知らない人とキスをする事になろうとは。しかも相手は男だ。出会った時から男にしては美しいという言葉がピッタリな少年だというのが第一印象だった。

「コンドームで何しろって言うのさ? 相手もいないのに…」

 ぶつぶつと独り言をつぶやきながらパッケージを見ると字が書かれていた。英文を訳すと『今日はこれでも使って抜いてくれv』とはどうすればいいのか。

 自分のこの勃起したものに被せて使えと言う事か。確かに手も服も汚さないし、こんな所は長居する場所じゃない。トイレに行くと断ってきたが、さっさと処理して伊部に合流しなければならない。

 

 よく考えてみると、こうなるのを予想してこのコンドームを渡したのだ。いやらしい気分になって勃起するほど男を気持ちよくさせる。そしてそれを英二以外に知られたくなかった。

 最初に尻を鷲づかみにされた時にこっそりとつぶやいたアッシュの言葉は「後で尻ポケ確認してくれ」だった。

 からかわれたのか? 最後にじっと見つめられた真剣な瞳は何か念を押されているようにも感じたのだが。ひとまず勃起したものを落ち着かせる為にも抜いてスッキリした方が早いような気もした。

 コンドームの切り口を開けると、折りたたまれた小さな紙が入っていた。本当の要件はこれだったようだ。ざっと目を通して一時パンツの前ポケットに突っ込む。

 それはショーターに会って大事なものを預かってもらい隠してほしい、東洋人だからチャイナタウンに入りやすいが危険を承知で頼む、誰にも知らせるなという内容だった。

 大事なことを託されて信用されたようで嬉しいし、でも危険が伴うのに誰にも言えない。そんな危険な事をアッシュは今まで数えきれないほど乗り越えてきたのだろう。刑務所にいて身動きの取れない今、英二に託してくれた期待に応えたいところだが、さすがにこの状態で外に出るのは恥ずかしすぎる。

 まずはコンドームをチンコに被せればいいのだろうが、初めてで使い勝手がわからない。ジャケットのポケットに入れていたスマホを取り出してコンドームの使い方を検索する。恥ずかしくて人に聞けない事は大抵ネットで親切な誰かが教えてくれる。それを活用するのは英二の世代には当たり前の事だった。

 装着したはいいが、何か想像できるものは手元にないし、高校の時の部活仲間のように大好きな相手もいなければ好きな芸能人も特にいない。性欲を処理する時は単純に股間への刺激で月に一回程度。妄想する相手もいないので……先程のアッシュにされたことを思い出して自分の勃起したものに触れる。

 人に触られた事も初めてで、しかもこんなに短時間で勃起したのも初めてだった。キスも初めてだったから、まさかそれだけでこんなに興奮するとは知らなかった。

(キスって口と口をくっつけるだけじゃないんだ…)

 アッシュの舌で縦横無尽に口の中を愛撫され、舌もろとも唾液を吸われたり、ぴちゃ、じゅぷっと水音がするのにもたまらなく興奮した。ただ口がくっついて舌が出入りしているだけなのに、どうして気持ちよくなれるのだろう。

 相手が女性じゃなくてもこんなに気持ちよくなれるなんて、今までの常識が全て覆る勢いだ。

 しかも人前であんな状態になるなんて。少し冷静になると余計恥ずかしい。

 顔が再び火照る。手を頬に当てて羞恥を自覚する。キスを舌と舌で絡めたあの感覚が欲しくて自分の指を口中に入れて舌で絡めてみる。これはアッシュの舌。僕に絡まってきたエロい舌。絡めた指に舌から唾液が伝わる。何がなんだか分からないが気持ちよかったのだと思い出して、指に絡めた唾液を吸いながら空いた片手を性器に絡めて擦る。既に先走りでコンドームの中には透明な汁が出て、外部からの刺激を間接的にぬめぬめと伝える。

 焦らすことを知らない英二は竿を擦りながら雁首、裏筋、先端へといつもより激しく擦ってしまう。人生最大の興奮を与えてくれた相手とその仕草を重ねる。性器はもういつもの二倍以上に膨張して付け根の双玉から流れ込む精子を放出したくなって限界が来た。

「もう…! イく! アッ…シュ、っ!!」

 

 

 

 その頃、アッシュは自分の部屋に戻りベッドに寝転んでいた。きっと英二も察してくれて行動に移してくれるだろうと願う。

 マゾで律儀で真面目な日本人。無防備でちょっと頼りないが、そんな人に頼まざるを得ないのだから、運を天に任せるしかない。

 逆に英二のような東洋人がいてラッキーだったとも言える。まさか伊部のような大人に託したなら警察に、チャーリーに相談しようと正しい方法でしかできないだろう。

 正当な方法で、頼れる大人。自分には縁のないもので初めから選択肢になかった。もしそんな人がいれば7歳の時に破滅の人生を歩む羽目になっていなかったかもしれない。

 過去の痛みをなかった事にしてため息とともに吹き飛ばす。

 恐らく過去にそんな壮絶な体験はしていないであろう英二。ノーマルだったようだがやはり同じ男だから快楽のツボは素直にリアクションした。

 あまりにも敏感でこれは絶対女ともキスすらしていないだろうという反応だった。

 自分からキスをするのは抵抗はなかったが、あんなに嫌悪感のないキスは初めてだ。

「まさかあんなに思いどおりにメロメロになってくれるとはな」

 アッシュはキスをするだけのつもりだったが、なんとなく英二からもキスしてほしくなった。そして衆人環視の中では何かを伝えていることをバレてはいけないという念押しの意味もある。

 英二の耳を舌で舐めてコッソリと伝える。「分かったら頷かないでお前からキスしてくれ」言葉を悟られないようにフッと息を吹きかけた。

 英二が余計な表情を出して周りにバレないようにという懸念もあって、このリアクションが恋人同士にも見えて自然だろうとベストな提案だった。

 快楽にとろけた顔で自分からキスしてきた英二は、普段の表情とは違って可愛かった。確か二歳年上だったはずだが、可愛いものは可愛いとしか言いようがない。

 周りにはあんな初心で素直で汚れを知らない人はいない。アメリカでそんな相手に出会えたらそれは絶滅危惧種並みの確率だろう。それに東洋人と接する機会があっても、そんなキャラの人とは出会ったことがない。

「Was you father an alien? Because there's nothing else like you on Earth!!」

 まるで相手を口説くような言葉を冗談で吐いてみる。悪い気分にはならないから自分は英二に対して好感を抱いていると気付いたアッシュである。

 

 

 

 

 

 

 

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TITLE和訳▶︎あなたはエイリアンかい?

 

最後のアッシュのセリフ、相手を口説くときに使うようで。

「あなたの父さんはエイリアンかい? だって君みたいな人は地球にはいないから」

アメリカでは相手が特別な人だと強調する言葉なんだとか。

色々な口説き文句の一例がありましたが

あえて男女っぽく感じなかったこれにしました~

例えがユーモアで面白い☺

 

Bodysoap

 

 

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BANANA腐ISH A英 アッシュ・リンクス 奥村英二 

 

こういうのに興味あってむしろ読みたいという方におすすめします

 

 

 

 

 

 

 

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TITLE@ Bodysoap

 

 

 

 

 

 先程夕食を終えて英二が先にシャワーに入り、その間にアッシュは何気なくテレビを見ていた。政治・経済・事件・天気などを頭の隅にストックしておくのが習慣になっている。それらは情報として毎朝毎晩アップデートしていく。特に注意するほどの大きな事件もなく一日を終えようとしていた。

 

 英二がシャワーを終えてバスルームからリビングに戻ってくると、いつもと違う香りをさせていることにアッシュが気付く。

 

「シャワーあいたよ~」

 上にTシャツ下にスウェットパンツを履いてバスタオルで頭をゴシゴシこすりながらアッシュに言う。
アッシュはリモコンでテレビの電源を消すと、英二に来い来いと指で引き寄せる。

「なに?」

 英二がソファのアッシュの横に座る。

 柑橘系の、オレンジの香り。ボディソープのようだ。香りを確かめるようにアッシュは英二のうなじをくんくんと嗅ぐ。心地良い香りに誘われて思わずペロリと英二のうなじを舐める。

「ひゃっ! 何? このにおい嫌い?」

「嫌いじゃないけどな。変えたのか?」

「うん。こないだ下の階の奥さんにもらったんだ。この香りを間違えて買ったからあげるって」

 

 英二はこのアパートメントに半ば閉じ込められた状態でもコミュニケーション能力を発揮する。1階にある日本食を多めに取り揃えているスーパーはほとんどの住人がよく利用している。その中でよく会う近所の人とも買い物がてら話しているらしい。

 きっと素直で裏表もなく人を見た目で判断しない好青年と思われているから、多少英語がたどたどしくても話しかけやすいのだろう。

 いや、好青年ではなく、ジュニアハイスクールの家事をよく手伝う子、と思われているかもしれない。

 

 ふと気になって英二の頬もペロリと舐めてみる。やっぱりオレンジの香りがした。

「おまえなー。顔は顔用ので洗えよ。顔からもオレンジの香りがするぞ。大雑把だな」

「そんな細かい事誰も気にしないよ」

「オレが気になる」

「どうして?」

「英二を食べたくなる」

「ははっ。アッシュになら食べられてもいいよ。ってどこに食べるとこあるのさ?」

「全部」

 はむっと唇をくわえて舌で左右に往復する。唾液で濡らしてからキスをすると吸い付きやすくてアッシュは好んでやる。

 

 頬、額、鼻と舌で舐めながら移動したそのどこからもオレンジの香りがする。このボディソープはわりと香りが残るように作られているのだろうか、それともきちんと洗い流せていないのか。

 

 体はともかく顔からもこれが香るのはキスの邪魔になる。いつもの特に香料が入っていないボディソープの方が英二本人のにおいを感じられる。

 

 傍にいる時やベッドの残り香に、これからはオレンジの香りに邪魔される。そう思うとアッシュはいささか苛立ちを覚える。

 

「もっかいシャワー入れ。匂いは悪くないがこのオレンジが邪魔だ。ちょうどいい、オレが洗い直してやる」

「気分転換にいいと思ったのに。人の好意を無駄にする子でしゅねー、アッシュちゃんは」

 

 もー、しょうがないな、と年下に振り回される兄のような態度で英二はアッシュを甘やかす。アッシュは子ども扱いされているのも気に留めず、英二の唇にちゅばっと吸い付いてキスをする。頬に添えた手を英二の口に持っていき下唇をつんつんとノックする。その仕草を察して英二は口を開けて舌を出す。

 

 アッシュは口を開けて英二の舌にかぶりつくように吸う。自分の意思でキスしたいと思えるように合図をするのは、それがこの世で一番大切な存在なら尚更無理矢理したくないからだ。

 

 英二の体からは自分の匂いか英二の匂いだけすればいい。

 

 オレンジの味がする舌を口直しするには長すぎるキスを続ける。もう口直しなどどうでもよくなり英二のいろんなところを全部味わいたい。

 

 キスをほどいて英二は意趣返しにアッシュのうなじを舐める。いつものボディソープの香りは既に消えていて、アッシュ自身の体臭。それが汗をかいた時に最も英二の好きな香りになる。

 

「今日は銃撃戦とかなかったんだね。硝煙のにおいもしないし汗もかかなかっただろ?」

 

 英二の舌は正常に機能している。言われた事は当たっている。なのにどうして納豆などという臭くてネバネバしたものを好んで食べるのかアッシュは不思議でしょうがない。

 

「汗はこれからかくんだよ。一緒に入ろうよオニイチャン♪」

 

 思わせぶりに甘えん坊のような言い方で誘う。大抵の事は“オニイチャン”と甘えると英二はしょうがないなと苦笑して受け入れてくれる。

 

「ボディソープ、前のやつに戻す?」

「戻したうえで顔は顔用で洗え」

「はいはい、わかりましたよ」

 

 ソファから立ち上がりアッシュはバスルームに一緒に向かいながら歩くと英二の髪にくしゃっと指を入れて自分の方に寄せる。手触りはきしんでいていつもと違う。

 

「まさかとは思うが英二」

「なに?」

「髪もオレンジの匂いするぞ。ボディソープで髪の毛まで洗ったとか言わないよな?」

「だってさー、いい香りしたからつい髪の毛にも使っちゃった」

 あまりにも大雑把で呆れてしまう。

「しょうがないな。頭も洗ってやるよ」

 

 アッシュは先程のささやかな苛立ちもどこかへいき、苦笑してしまう。

 これじゃあどっちがオニイチャンかわからない。

 

 英二はアッシュに抱きついてキスをする。自分の舌でアッシュの唇をノックすると、ぐいっと背中に回した腕で自身に寄せて舌と舌を絡ませて吸い付く。

 

 アッシュを全て愛おしいと思えるから、恥ずかしい、いやらしい、欲深い自分でも見せられる。

 

 同性とだなんて、と考えることもなくアッシュを受け入れてるのだから、心の距離が縮まれば体の距離が縮まるのも自然なことだった。

 

 心の中では、てへ、おおざっぱでごめんね!とは思っている。だからキスで許して、なんてアッシュには言わなくてもお見通しだろう。

 

 きっとアッシュはアッシュで、朝まで抱き潰す。しかも優しく感じさせながら無理強いはしない。とか思っているに違いない。

 

 明日の朝出かける予定も言わなかったということは、特に急ぎの用事はない。ただ、急に誰かに邪魔されるのは嫌がるからスマホで連絡したいはず。

 

 アッシュの手をほどいて英二は一旦リビングに戻って彼のスマホを手渡す。

 

「朝まで僕を食べて?」

 

 ここまで深いキスをして股間を立ち上がらせていると、セックスに慣れた体は最後まで解放しないと止められない。

 

「英二ちゃんはいい子でしゅねー」

 

 でも髪のゴワゴワはダメだ。ちゃんとシャンプーとトリートメントで洗え。アッシュは英二の髪をわさわさと撫でつける。

 

 一緒に入浴するべく再び二人はバスルームへ向かうのだった。